画家の独り言

画家目線の独り言です。

作品の成長

今日は、すこし肌寒いくらいだったが、過ごしやすく快適な一日だった。

おかげで制作も捗る。


最近、新作を描く合間に5年ほど前の作品に加筆しているが、感覚がずいぶん変化していることに驚く。

描いた当時は出色の出来だなどと自惚れていたが、今見ると本当に恥ずかしくなる。
 
技術的な未熟さはもちろんだが、自分の哲学の希薄さに気が付き愕然とするからだ。
 
 
まぁ、それは今もそれほど成長しているとは言えないが・・・。
 
 
時にはこうして過去の自作と向き合い、自分の成長を実感したり反省したりすることも必要だと思う。
 

そしてまた新たな作品に向き合う。
 
そんなことを繰り返しながら描いてきた。
 
 
今制作中の作品を10年後の自分が見たら、どんな風に感じるんだろうなぁ・・・。
 
あの時がピークだったとは思いたくないもんだ。