緊急事態宣言は続いているが、明日は風景写生のレッスンだ。
緊急事態宣言が発令されてから1ヵ月が過ぎた。
ゴールデンウィーク明けの今日、営業を再開する店や出勤する人も増えているようだ。
久しぶりに郵便局まで出かけてみると、物産展が営業を再開している。
客足がどの程度だったのかは分からないが、少しずつ元の生活に戻りつつあるのか...。
さて、
明日は一部の教室でレッスンだ。
市内の教室でレッスンを再開するのはまだ難しいが、田舎の教室では風景写生ができるので先月から実施している。
電車移動する必要もなく、歩いて絶好のスケッチポイントに行けてしまうのは強みだ。
幸いにして、ちょうどよい気候だし、緑の美しい季節でもある。
外で絵を描くことは、三密を避けるのにも好都合だ。
しかし、それでも警戒しているのか、欠席する方もおられる。
神経質になるのも分からなくもないが、そんなに気にしていては買い物にも行けないではないか。
閉ざされた空間で、誰が触ったか分からない買い物かごを手に持って、誰が触ったか分からない商品棚の商品をかごに入れる。
そんな商品を触り続けているレジ係の手が、さらに今度は自分の買い物かごの商品を触る。
清算が済んだ商品は、いったいどれほどのウイルスにまみれているのか。
さらにお金の受け渡しがある。
自分の手もウイルスまみれのはずだ。
レジに並ぶお客さんたちを見ていると、無意識に顔を触っている人は多い。
入店直後に消毒した手は、この頃でも大丈夫なのか...。
個人的には、手の消毒はしたことがない。
買い物から帰ったら、手洗いをするだけだ。
それで十分だと思っている。
話がだいぶそれてしまった。
風景写生は広い範囲を見る練習に最適だ。
慣れきった卓上の花や果物を描くことから、目を新鮮にする意味もある。
写真を使って描くことしかしない人も、ぜひ目の前の風景に向き合ってほしい。
手のひらにのる程度の二次元世界しか見ていない人は、いつまで経っても広い世界を見れないばかりか、三次元の物や空間を二次元に変換して見ることができないのだ。
すこし説教くさくなってきた。
明日は楽しむことに徹しよう。
せっかくの屋外レッスンなのだから。