画家の独り言

画家目線の独り言です。

緊急事態宣言発令中の過ごし方。風景スケッチは良い気分転換に。

 緊急事態宣言が延長されました。

 

予想してたとはいえ、さらに1ヵ月缶詰めになる。

 

 みんなどうやって毎日過ごしているんだろう。

オンライン上でのさまざまな工夫を聞くが、ホントに楽しいのだろうか。

 

アトリエのある当地は山奥で、コロナ騒ぎもなくウソのように静かで、

ニュース映像を見ていても、まるで実感がわいてこない。

 

スーパーも空いているし、行列に出くわすことも少ない。

 

電車にも1ヵ月以上乗っていない。

 

今、僕は完全に無菌状態と言える。

 

 教室が休みになっている分だけ、さらに余分に時間ができているし、

先月の半ばに、ひとり近くの山にスケッチに出かけてみた。

 

 

昼間に外へ出て絵を描くのは久しぶりだけど、

 

いやぁ~、めちゃくちゃ気持ちいい。

 

ホントに誰もいない峠のてっぺん。

ちょうど桜も散り際で、風が吹くたびに花びらが舞って美しい。

 

これはその時の1枚。

 

風景スケッチ

風景スケッチ

 

こんなにきれいな風景を前にしていると、ビールでも持ってくるべきだったと後悔した。

 

アトリエで制作する時は、飲みながら描くことは絶対にないけど、こういう時は別だ。

 

 

以前、海辺にスケッチに出かけた時もそうだ。

 

朝一から描き始めるが、その間に平たくて大きめの石を焼いておく。

 

太陽が頭の上に来る頃には、筆を置いて干物を買いに行き、ひとりバーベキューを始めるのだ。

 

天日で干されたイカや魚を焼けた石の上にのせると、ジュワッと焼ける音と香ばしい匂いにやられてしまう。

 

干物の塩加減が絶妙な塩梅で、なんの味付けもいらない。

 

これを食べながら、ビールをグイっと...。

 

くぁ~、最高っっ!

 

コロナが落ち着いたら、また行きたいもんだ。

 

 

おっと、話がそれた。

 

 

風景スケッチをする時には、アクリル絵の具が重宝する。

 

乾きが早くて描き直しも容易だし、気楽に描けるのが良い。

 

しかも、油絵具のように厚塗りもできるし、水彩のような表現もできる。

 

荷物を減らすにはうってつけの画材と言える。

 

ただ、色のコントロールが難しいところもあって、そこには練習というか、慣れが必要ではある。

 

でも、あんまり難しいことは考えずに、スケッチの時は楽しめばいい。

 

今度は、新緑でも描きにいってみるか。

 

風景スケッチ

山あいの桜

 

 

 ターナーアクリルガッシュ組み合わせセットは、絵の具、パレット、筆がコンパクトにまとめられたセット。

入門用として試すには、ちょうど良いセットといえる。

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