画家の独り言

画家目線の独り言です。

こんな時だからこそ趣味を広げて、絵を始めてみませんか?

新型コロナウイルスが急速に広がっています。

志村けんさんが亡くなられたことで、同世代の生徒さんの意識が変化し始めているのを感じます。

 

いったいこの先どうなっていくんでしょうね。

 

不要不急の外出も自粛がうながされていますが、みなさんどんな風に毎日をお過ごしなんでしょうか。

 

ちなみに絵描きの毎日は、これまでと何も変わらない、引きこもり生活です。

 

教室の日を除けば、ほとんど家にいて絵を描いています。

 

仕事として絵を描くことは楽ではありませんが、夢中になって描いていれば嫌なことも忘れられます。

 

こんなときですし、趣味を広げて、あなたも絵を始めてみませんか。

 

話題のテレビ番組「プレバト」では、あっと驚くようなきれいな色鉛筆画や水彩画が紹介されています。

 

でも、そんな絵ばかりが、「絵」ではありません。

 

感情にまかせて絵の具を塗りたくっただけの、抽象画のような絵だって立派な作品になります。

 

額に入れて飾ってみれば、けっこう素敵に見えるものです。

 

もし、これから絵を始めようと思うなら、わざわざ道具を買う必要なんてありません。

 

紙と筆記具くらいは、家のどこかにあるはずです。

 

最初は、感情にまかせて線を引きまくるだけでもいい。

 

気持ちが穏やかな人は、まーるい線。

 

イライラした人は、のこぎりの刃のようなギザギザした線。

 

元気な人は伸びやかな線。

 

線だけでも、いろんな表現ができます。

 

そして、紙が真っ黒になるくらいまで、線を重ねれば、それは立派なアート作品になります。

 

難しく考えないで、落書き気分で始めると楽しいと思いますよ。