チャーハン
食べることが好きなこともあって、自分でもよく作る。
どちらかというと、味付けに凝るというより技を身につけたいと思う方だ。
チャーハンの鍋振りもその一つだ。
料理番組であざやかな鍋振りをみると、無性に真似がしたくなる。
これは小さい時から変わっていない。
親がいない時にこっそりやってみたものだが、当然バラバラに飛び散って悲惨な結果に終わるのが常だった。。
その当時からすれば、今は幾分上手くなったとは思うが、達人と呼ばれる人の動きを見ると、やっぱりぜんぜん違う。
米粒の一粒一粒がパラパラに感じられ、それが竜巻のように宙を舞っている。
何より鍋振りそのものが美しい。
その気になって真似をしてみるが、竜巻はいつも相当な被害をもたらす。
小さい頃からほとんど成長していないんだよなぁ。
しかし、チャレンジ精神だけは今も変わってない。
それが唯一の救いかもな。